LED化のメリット・デメリットどこまでご存知ですか?

2011年3月11日に、
東北地方太平洋沖地震が発生しました。

この大きな震災によって、
東京電力、東北電力管内では、
電力を供給する能力が低下し
緊急事態に陥ってしまったのです。

ご存知のように、電力は
蓄電することができません。

その後、東京では節電が
呼びかけられるだけでなく
計画停電が実施されました。

このことで節電が一部の人だけでなく、
多くの人の意識を高め、実際に行動する
きっかけとなったのです。

急速に省エネの考え方が浸透していき、
LEDの商品開発が進んでいきました。

国民のとても高い意識によって、LEDの
メリットばかり注目されていますが、
もちろんデメリットも存在します。

今回は、LED化の
メリット・デメリットについて、
それぞれ紹介していきます。

1:LED化のメリット

これまでの蛍光灯・白熱電球と比べ、
省エネに以外にも多くのメリットがあるのが
LEDです。

では、どのようなメリット
があるのか見ていきましょう。

1-1:地球にやさしい

LED化の最大のメリットは、
消費電力が少なく、
寿命が長持ちすることでは
ないでしょうか。

「LEDのメリット」を聞かれたとき、
多くの人が回答する内容だと思います。

蛍光灯・白熱電球に比べ
消費電力は、約8分の1になります。

消費電力は約40000時間使用でき、
寿命は4倍です。

地球にやさしく、電気代も
お得なのがLEDなのです。

1-2:美術品にやさしい

LEDの電球は、赤外線・紫外線放射が
極端に少ないのです。

これまでの蛍光灯は微量ではありますが、
赤外線・紫外線を放出していました。

そのため、ライトを当てることで
高価な美術品が損傷してしまうことが
とても心配されていました。

一方LEDは、極端に赤外線・紫外線の
放射量が少ないため、
安心して利用してもらえます。

1-3:振動に強い

LED電球は、蛍光灯などと比べ、
振動に強くできています。

車両、船舶など揺れが発生する
特殊な場所での利用は、
寿命が極端に短くなります。

振動に強い理由として、
LEDは電球の表面にガラスや、
フィラメントが使用されて
いないからです。

そのため、振動や衝撃に
とても強くできています。

1-4:寒さに強い

蛍光灯は、非常に低い温度になると、
発光効率が極端に悪化します。

そのため、なかなか点灯しないことがあります。

LEDは温度が低い場所でも、
光の明るさが一定しています。

また、LEDは温度に関係なく、
すぐに明るくなるため、
寒い地域でも安心して
使用することができます。

1-5:敏感に反応

蛍光灯などに比べ、LED電球は
明るくなるまでの速度が
約1000倍と言われています。

また、これまで電源のON・OFFを繰り返すと
寿命が短くなると言われていました。

LEDはスイッチの切り替えを繰り返しても、
寿命が短くなることがありません。

1-6:やっぱりエコ!

蛍光灯に使用されている水銀は、
環境汚染で大きな社会問題となっていました。

施設が広く、天井が高い場所では、
水銀灯が多く使用されていました。

LED照明は水銀を使用していないため、
環境いやさしい照明といえます。

1-7:信号機の点灯を間違えない

これまで使用されてきた電球式の信号機は、
色を付けたレンズに太陽光があたることで、
点灯している色がどれなのか
判断が出来ないことがありました。

LEDが使用されている信号機は、
光源であるLED素子がそのまま
発色・発光しています。

そのため、色むらが少なく、
信号機の色の判断ができない
という問題がなくなりました。

2:LED化のデメリット

LED化はメリットばかりが注目されていますが、
デメリットも存在します。

ここでは、LED化のデメリット
について見ていきましょう。

2-1:価格が高い

「以前に比べ価格が安くなった」
と言われていますが、
他の電球に比べてまだまだ
価格が高いと感じています。

そのため、規模が大きな会社での導入は
コストがかかるのが現状です。

2-2:電球が重い

LED電球は、電源回路が入っているため、
同じサイズの白熱電球や蛍光灯と
比較するとかなり重さがあります。

2-3:光の照射角度

白熱電球や蛍光灯は、
全ての方向に同じように放射されます。

それに比べ、LED照明は、
光に広がりがありません。

365度同じように明るく
照らすことができないため、
同じ部屋であっても明るさに
ムラが生じてしまいます。

2-4:熱に弱い

白熱電球や蛍光灯は、
熱を発し光に変えることで
明るく照射していました。

そのため、全体的に
高熱に耐えられるように
電球が作られていました。

LEDは、電流を流すと発光する
発光体の一種です。

そのため、照射部分が
高熱になることはないのですが、
基盤部分は多少熱を発するため、
対応が必要となります。

2-5:色温度が高くできない

LEDの電球は、色の調整をすることが可能です。

しかし、白熱灯色のLEDといっても、
従来の白熱灯の色には近づけることができません。

そのため、長時間LED照明の下で過ごしていると、
体が緊張したままになり、大きな負担となってしまいます。

そのため、LED照明は、
従業員のストレスを考えると
ゆっくり寛ぐ空間に
あまり適していないといえます。

2-6:信号機が見えない

LEDの信号機については、
メリットでも触れました。

同じ信号機でも地域によって、
従来の信号機の方がよい場合が
あるようです。

北海道や東北地方などの
雪が多い地域では、信号機に雪が付着し
見えなくなってしまいます。

LEDは微量の熱しか発しないため、
雪が解けることがないのです。

3:LED化のメリット・デメリットまとめ

テレビのコマーシャルを見ると
LEDはメリットしかないように
感じませんか。

LEDを利用することで、
消費電力が少なくなり、
地球にやさしいエコ生活が送れて
メリットが多いと感じられます。

しかし、どんなに素晴らしい商品でも、
必ずデメリットが存在します。

今回、メリット、デメリットの両方で触れた内容に、
交通機関で使用されている信号機を紹介しました。

LEDの特徴である、発光の強さで
太陽の光による点滅の誤認識を避けられる
というメリットがありました。

これに対し、LEDの特徴となっている
発熱が微量というメリットが、積雪の時期には
雪が付着するため信号機の色が見えないという
デメリットになってしまいました。

これを改善するために、カバーの形状を工夫したり、
ライトの部分を平面にし、下に傾け設置したりなど
対策に知恵を絞っています。

また、LED照明は明かりに広がりがでない
というデメリットがありました。

これに関しては、照明に使用される
レンズの開発が進み改善されつつあります。

LEDはとても素晴らしい発明ですが、
すべてが優れている訳ではありません。

デメリットについては、補うように
各メーカの技術者が知恵を出し、
少しずつアイデアを形にし
改良が進んでいます。

政府は省エネ政策の一環として、
2020年までのLED化完全移行を
目標にしていることはご存知でしょうか。

地域によって、補助率、助成内容は違いますが、
会社がLEDの導入を決定することで受給が可能です。

経済産業省をはじめさまざまな機関において
エネルギーの効率化、温暖化対策を
積極的に進めていく会社に対し
支援制度があります。

LED化することのメリット・デメリットを理解し、
上手く政府からの助成金を活用することで、
あなたの会社に合う方法で導入していきましょう。

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