「電子ブレーカーを導入したいけど 価格がいくらなのか気になる」と思っていませんか?
今回は電子ブレーカーを契約する際の価格と2つの契約方法をご紹介します。
契約方法を変えることで初期費用を10分の1以下に抑えることも可能なのです。
今回は電子ブレーカーの2つの契約方法とそれぞれのメリット・デメリット。そして、契約する際の2つの落とし穴について徹底解説していきます。
電子ブレーカの導入を考えられている方は今回の内容を参考にして頂き、ご自身に合った契約方法で導入を検討してみて下さい。
1.電子ブレーカーの『2つの契約方法』とは!?
電子ブレーカーを導入する際、2つの契約方法があります。
それは、『買取』と『リース契約』です。
買取というのは、電子ブレーカーの機械を買い取り自分の所有物として利用することです。
それに対しリース契約は、電子ブレーカーを取り扱っている企業から電子ブレーカーを一定期間借りて、利用するということになります。
2.どちらのほうが価格が安いのか?
買取の場合は導入時に機械の代金を支払うので、初期費用はある程度のまとまった金額が必要になります。
リース契約の場合初期費用は少なくて済みますが、
リース期間全体で見ると、結果的に支払った金額の合計は買い取った場合よりも割高になっていること可能性が高いです。
例えば、買取の場合ですと電子ブレーカーの相場価格はだいたい50万円前後と言われています。
一方、リース契約で利用する場合ですと仮に月額8000円で7年間のリース契約をした場合、
リース満了までに支払う金額は、
7000円×12ヶ月×7年=672,000円
となります。
やはり買取よりも全体の費用はかさんでいると言えます。
「リース契約をするぐらいなら電子ブレーカーを取り付けない方が良いかもしれませんね。」と思うかもしれませんがそんなことはありません。
たとえリース契約であっても電子ブレーカーを取り付けることにより毎月の電気料金は大幅に削減できます。
例えば電子ブレーカーの導入により月額15,000円の電気料金が削減できた場合、
15000円-8000円=7000円でリース料を差し引いても7,000円のお金が浮きます。
リース契約であっても電子ブレーカーがコスト削減に有効であることは変わりありません。
買取かリース契約かを考える際は、
- 導入時の資金状況(初期費用を払う余裕があるかどうか)
- これから電子ブレーカーをどれくらいの期間使う予定なのか
によって決めるといいでしょう。
例えば、初期費用の資金(約50万円)を揃えることが出来ないが
電子ブレーカーを導入すれば毎月17000円の金額が節約出来ると分かっている場合であれば、
リース契約をすることで毎月17000円あった料金をリース代(8000円とします。)を支払って毎月9000円に抑えられます。
ただ、もし初期費用を準備することが出来て、何年間かは場所の移転などをする予定が無いのであれば、買取をした方が支払う料金は最低限に抑えられます。
また、リース契約をすると、毎月のように定額経費がかかることになります。
会社の経営が安定していない場合は、赤字の時期にこのリース料金が負担になることがあります。
そのあたりも考慮して導入を検討されると良いと思います。
3.リース契約を締結する際の2つの注意点
リース契約をする際に多くの方が陥る落とし穴が存在します。
ここをしっかり理解しておくことで後でトラブルになりにくいですし必要以上に支払いをすることもなくなります。
3‐1.【注意点その1】途中解約が出来ない
電子ブレーカーに限らずリース契約は1度契約を締結すると、中途解約をすることが出来ません。
電子ブレーカーの法定対応年数(リース会社が定めるリース物件に対する税務上の適正リース期間)が、電気設備扱いとなり15年にあたるため、電子ブレーカーは『7年の契約期間』が基本となっています。
3‐2.【注意点その2】リース契約を勧める悪質な業者が存在する
なかには、契約時に十分に料金の説明をせずこちらが気づかないうちに勝手に高額なリース契約を結ばせるというような悪質な業者も存在します。
また、強引にリース契約を勧めておいて、途中で計画的に倒産するといった例もございます。
実際にこちらの方は契約した会社が倒産してしまったようです。
電子ブレーカーのリースの更新を迫られています。
7年前にある会社から電子ブレーカーの営業を受けて
毎月6000円位のリース契約で使用していました。
しかし、その会社は3年前に倒産して別の会社が引き継ぎました。
その会社は対応年数も切れるし、火事になると悪いので
新規で新しい電子ブレーカーを取り付けて新たにリース契約を取り付けたいようです。
しかし、知り合いの電気屋さんに聞いても怪しい感じなので再契約をしたくないのですが。
なかなか、強引で困ります。
月に6000円は高いと思ったので聞いてみると、その中には火事になったときの保険料も含まれているとのこと。
再契約しないで、取り外すには取り外し料金がかかるといいます。
その金額も取り外すことが確実に決まらないと教えてくれないそうです。
電力会社にも取り外すと、申請料がかかるといいます。
本当でしょうか?
最初の契約の書類をみても、取り外しに料金がかかると書いていません。(倒産した会社のです。)
明日にでも、返事をもらいたいと、迫っています。
助けてください。
電子ブレーカーの契約を考えている方はその会社が本当に信頼出来るのか、という点を考える必要があります。
悪徳業者の見分け方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。
電子ブレーカー導入価格と落とし穴、まとめ
電子ブレーカーを導入する為には初期費用で約50万円必要と言われています。
「50万はちょっと高いな〜」と感じるかもしれませんがそれで毎月の使用料が下がるのであれば十分に価値のある投資だと思います。
電子ブレーカーは先程もお伝えしたように
買取とリースの2つの契約プランがあります。
もし、「費用は用意出来ないけど月々の料金を下げたい!」という場合であればリース契約もオススメです。
ただしリース契約をする際は途中解約出来ない点と悪質な業者が存在するという点は頭の片隅で覚えておいて下さい。
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