省エネの必要性とコストゼロ円から取り組める省エネ方法とは?

企業といっても業種や働き方は
それぞれ違うと思います。

『スーパー』『コンビニ』『オフィス』
『運輸業』『工場』『テーマパーク』など

しかし、どんな業種であれ、
必ず何かしらエネルギーを使用している
と思います。

『電気』『ガス』『ガソリン』『灯油』『水』

私たちが生きている中では
欠かせない資源です。

そして、その資源を活用するには
コストが必ず必要になってきます。

簡単に言えば
その資源にかかるコストを減らすのが
『省エネ』になりますが…

今回は省エネが重要視されている
背景について、
もう少し詳しく見ていきましょう!

1:省エネと節電が重要視される背景とは?

エネルギー資源に対して企業を取り巻く
法的環境は年々シビアになっていく傾向が
見られます。

その背景として
大きく3つ挙げられます。

1つは使用されるエネルギー量の増加。

私たち人類が使用するエネルギーは
19世紀末ごろから急速に増え始めました。

人類の400万年ある歴史の中、
たった20世紀の100年間で
人類の歴史の中で使われ続けたエネルギーの
半分以上が消費されたと言われています。

生活が豊かになった一方で
電気などのエネルギーの使用量は急激に
増加してしまったのです。

アメリカ、ヨーロッパ、日本などの
先進国はすでに多くの電気を使用していますが、
他の国々でも生活基準が上がるたびに、
エネルギー使用量は年々確実に増えていく
ことが予測されます。

エネルギーを作るためには
火力発電で生み出す化石燃料や
原子力発電で生み出す核燃料が
必要になってくるわけですが…

地球にあるエネルギーも
無限にあるわけではありません。

豊富にあるエネルギー資源の1つでもある
石炭でもこのままのペースで使い続ければ、
100年ほどで底を尽きると言われています。

便利な生活ができるようになった背景には
このような深刻なエネルギー資源の問題が
あるということです。

そして、
2つめは環境汚染の問題です。

エネルギーを作ると同時に人体に影響する
有害物質が生み出されます。

化石燃料で生み出されるものであれば、
硫黄酸化物(SOx)
窒素酸化物(NOx)
光化学オキサイド(Ox)
などがあります。

これによって
ガンやアレルギー、呼吸器疾患などを
引き起こすと言われています。

その他、有害物質ではありませんが
有名どころでは二酸化炭素の増加も
地球温暖化の原因になっています。

そして、
東日本大震災以降大きな問題となったのは
原子力発電所です。

核燃料は使用することで人体に害を及ぼす
放射線廃棄物が生み出されます。

福島第一原発発電所のように震災などで
事故が発生すれば、広範囲におよび
人が住むことすらできなくなってしまいます。

このように火力発電も原子力発電によって
生活を便利にするエネルギーを生み出す一方、
有害な物質によって人が住みにくい環境も
引き起こしてしまうということです。

そして
3つめは電力供給の問題です。

電気の特性としては石油などの燃料のように
貯めておくということができません。

使うときに必要な分だけを生み出す
必要があります。

そのため、使う量に合わせて発電施設を
作っておく必要があるのですが、
発電施設で作る電力量より使用する電力量が
上回ってしまうと電力不足が生じてしまいます。

2011年当時、
東日本大震災が起こったときは
福島第一原発発電所が壊れたことで
発電施設がストップしてしまいました。

さらに東海地震が起きる可能性により
静岡県にある浜岡原子力発電所も
ストップしたことで更なる
電力不足に陥りました。

当時、今までと同じ電気を使用すれば
電力不足になることは確実であったことから、
節電を促す動きが全国に広がりました。

以上、現在『省エネ』『節電』に注目が
集まっている背景には、

 

  • 使用されるエネルギー量の増加
  • ・環境汚染の問題
  • ・電力供給の問題

この3つが大きい要因になっています。

2:省エネと節電の違いとは?

電力量を節約するという意味で
使われている言葉は2つあります。

『節電』と『省エネ』

一見同じように思われますが、
目的が違います。

節電は停電を回避するための対策
となります。

これは東日本大震災があった年に
節電要請があったことは記憶に
新しいと思いますが…

福島第一原発発電所がストップしたことで
電力供給量が大幅に減少しました。

発電所から時間当たりに作られる電力量が
大幅に少なくなったことにより
電力需要ピーク時の電力量が
追いつかなくなる事態が起こりました。

1日に使用される電力量は時間ごとに
変化していきます。

たとえば、
深夜の就寝時の時間帯は多くの人が
活動していない時間帯ですので
使用される電力量は1日のうちで
もっとも少なくなる時間帯になります。

しかし、
多くの人が働く操業時間帯である
9時から18時の間は当然ながら
使われる電力が大きくなります。

7月8月の夏場の場合、エアコンが
必要になってくるため、気温が高くなる
13時から16時の時間帯にピークを
迎えると言われています。

つまり、節電とは
このピーク時に使われている余分な
電力量を減らして停電を回避するのが
第一の目的ということになります。

一方、
『省エネ』はピーク時の電力量だけでなく
1日に使用される総合消費電力量を抑える
ことを言います。

使用される電力量を抑えることで
燃料消費を抑えて温室効果ガスや
有害物質の発生を抑制する目的で
行われます。

また、消費電力量を減らすことで
企業のランニングコストの負担を減らせる
メリットも生まれます。

省エネに取り組むことにより
地球環境と企業の双方に大きなメリットを
生み出します。

3:今すぐ取り組める省エネ術とは?

省エネ対策といっても、
様々な手法があります。

最も省エネ効果が見込まれるのは
省エネのための設備導入です。

LED照明などの高効率照明器具や
高効率の空調器具を導入することで
大幅な省コストが見込まれます。

しかし、
多くのメリットが得られる一方で
初期導入コストに障壁を感じ、
先送りしている状況にある方も
多いかと思います。

その場合、
低コストですぐに取り組める
省エネは主に3つあります。

3-1:運用方法を変える

今すぐ取り組めるものとしては
現在使用中の照明や空調の運用を
改善していく方法です。

設備改修をせず、設備の設定条件を変更し、
室内環境において無駄な電力消費を
省いていく方法になります。

簡単に実践できるものであれば、
『不在時・空室時の細めな消灯』
『冷暖房の設定変更』
『お昼休み時間などの消灯』
などがあります。

小さなことかもしれませんが、
長時間使用しているものこそ、
運用管理の仕方を少し変えるだけで、
大きな省エネになります。

特に夜間でも自動運転している機器は
1日を通しての総合消費電力量を
減らせる可能性がありますので
注目していく必要があります。

たとえば
『エレベーター』『給湯器』
『自動販売機』『洗浄トイレの便器』など

ずっと運転状態になっているものが
少なからずあるかと思います。

そういったもののスイッチを
操業時間外は停止する。

あるいは
夜間省エネモードに切り替えて
消費電力を少なくすることで
1年を通したときの総消費電力は
かなり抑えられるはずです。

3-2:断熱性を高めて体にやさしい空調設定を!

夏や冬は空調が欠かせないと思いますが、
外気温に近い温度設定になるほど
空調への負担が少なくなります。

空調の温度設定により
ランニングコストを減らすことが可能なのは
ご存知かと思いますが…

夏場の酷暑、冬場の酷寒の時期に
シビアな温度設定にするとしても
無理をすると健康にも影響を及ぼしますし、
やはり厳しい時期もあるかと思います。

ただし、空調の設定温度を変更しつつも
快適に過ごせるための方法は存在します。

「あれ?エアコンの効きが悪いな…」
と思ったときはありませんか?

設定した室温になってくれない場合、
エアコンで得られた空気が外に
逃げている可能性が高いです。

暖房で温まるはずの室温が
どこから逃げていくのか?

冷房で冷えたはずの室温が
なぜ暑くなるのか?

それを考えたとき、
その一番の原因は窓にあります。

夏には50~70%の熱が窓から入ってきて、
冬には50%の熱が窓から逃げていく
と言われています。

そこで必要となるのが
窓の断熱(遮熱)効果を高めること
になります。

そこで冬場、夏場ともに大きな効果が
見込まれるのが
『紫外線カットフィルム』になります。

紫外線をカットする効果以外にも
遮熱・断熱性の効果もあるため、
エアコンの運転効率を向上してくれる
優れモノです。

窓の面積が広い空間であるほど
フィルムを貼り付けたときの効果は
感じやすいかと思います。

高効率空調機を導入することなく
低コストで省エネを実現できる
おすすめの方法です。

3-3:空調フィルターの清掃と点検で空調効率アップ!

意外と馬鹿にできないのが、
空調フィルターの目詰まりです。

空調機のフィルターは日々室内の埃や汚れを
除去してくれているのですが、
運転を繰り返すことで徐々に目詰まりを
起こし始めます。

目詰まりを起こすと空気の循環が悪化するため
空調効率が落ち、結果として
消費電力が増加していきます。

省エネ対策というよりも
空調機本来の性能をフルに発揮するための
対策になります。

定期的な実施をしていない場合は
こまめに清掃を実施することで
空調効率がアップし、
省エネに繋がっていきます。

4:省エネの必要性と省エネ方法のまとめ

今回は省エネとは何かについて
お伝えしてきました。

省エネに取り組むことで
企業側にもメリットとはありますが…

それ以上に
環境汚染や震災による電力不足など
長期的なプランとして見たときの
リスク対策としてどうしても
必要になってくるものです。

コストを掛けなくても
ちょっとした工夫で取り組める
省エネ対策はあるはずです。

今回の記事が省エネに繋がる
ヒントになればうれしく思います。

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